なんと留萌蛇の目にハイスペックでイケメンなネパール人がやってきました✨
シュレスタアビセク25歳です。
彼は母国で大学を卒業後、日本の文化を愛するあまり日本に留学をして日本語能力試験N1からN5まである中の上から2番目のレベルN2の認定を受けて自動車免許までも取得して日本で就職する事になりました。
ただいま、N1に挑戦中です。
国際コミュニケーション英語能力テストTOEICが860点とかなりの強者。
そんなアビセクが北海道留萌の飲食店に就職をしてくれるなんてとてもありがたいことです。彼は今はホールを担当してくれていますが、もともとはIT希望なので海外向けのサイトなどを作ってくれることになると思います。そして店舗管理なども。
私は人口が20,000人で高齢化が進むこの街で、今後若い人材を求めていくには限界があると思いました。
そこで外国人に目を向けたのは3年ほど前。
先輩が飲食店を営む町は人口が6000人ほどの池田町。数年後の留萌かもしれない……そんな不安を持ちました。先輩のお店を見学しに行った時にたくさんの衝撃を受けました。
業務の仕組み化・見える化、機械化、そして外国人採用です。
どれも目新しい世界でした。しかも平日でも特別なランチを求め行列が…
もう真似するしか無い‼️そう思い、先輩からはもちろんのこと、他にも飲食店を営む方々からたくさんのお話を聞きました。
少しでも今いる従業員たちが働きやすい環境になるように働き方改革をして業務の見える化などを進め、やっと今回外国人採用までたどり着きました。
コロナは今まで考えたこともないほど大変でしたが良いこともたくさんありました。融資を受けることができて会社の命がつながりました。仕組みづくりができたことも、働き方改革が進んだことも、そして最高の仲間たちが来てくれたこと。
私は考えました、コロナじゃなければこのような素晴らしい人材は得ることができなかった。
アビセクの母国ネパールはまだまだ貧富の差が激しく、若者たちは家のために海外でお金を稼いで実家に送って親を助けています。
アビセクのお母さんは病気を患っていてお父さんも若い時に亡くなっています。母1人子1人で暮らしていたアビセクですが、お母さんのために毎月お給料の半分以上を仕送りしているんです。
とにかくお母さんに楽をさせてあげたい。そして、将来自分の子供ができたら家族に幸せな暮らしをさせてらあげたいから私はたくさん働くんだと言って頑張ってくれています。
日本語はペラペラ英語もペラペラ母国語ももちろんです。腰が低くて本当に働き者のアビセクが来てくれてよかった。
彼を大切に育てたいと思います。
彼がリーダーになれば日本語があまりできない外国人も採用していけると思いました。
人不足が飲食店を苦しめている時代です。
ですが、少しずつ光が射してきたような気がしました。
アビセクはITを主に学んできました。この部分を強化出来るのは心強いことです。
留萌には150人前後の外国人がいるそうなので、みんなを集めて日本語を教えることもできます。
とにかく何か少しでも彼が街のためになることも考えていこうと思いました。
私は3人の子供たちが手を離れてしまい、その途端に若い人たちの雇用が出来るようなって今でも子育てができることにとても感謝しております。
神様いつもありがとう✨
田舎あるあるの外国人差別など、留萌ではそんなことがないように祈るばかりです。
時代を考えるとまさかそんなことはないと思います。
実際にみんな社外の方々も彼を大切にしてくれて優しくしてくれています。
彼はとても頭の良い立派な社会人です。
人のためになってくれる事は間違いありません。それは、日本人であろうが外国人であろうが北海道人であろうが留萌人であろうが皆同じだと思います。
おばあちゃんたちにも人気のあるアビーをどうぞよろしくお願いします。
せっかく取れた就労ビザなので長くいてくれたらいいな~。
彼の人生をこれからも応援していきつつ、お店も続けて行きたいと思います。
まだまだやりようが有るので私も頑張って行きます。宜しくお願い致します。
投稿者プロフィール

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(有)森商店 寿司居酒屋 蛇の目 代表取締役
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