35年前、森鮮魚店から蛇の目寿司に大きく事業展開を図りコロナ禍や人口の減少が進む中で又新たな事業展開を進める事になりました。
今は亡き先先代の兼ねてからの願いであった冷凍寿司や留萌の郷土料理を冷凍で遠くの蛇の目ファンにお届けしたい夢をこの度進める事になりました。
鮮度抜群の旬の海の幸を一番美味しい状態でお客様にお届けしたいと願う気持ちは今も昔も代が変わっても決して変わりません。
コロナ禍は私達飲食店に色々な事を教えてくれました。
私達飲食店は食を通じてお客様に幸せを運ぶのが使命。そのやり方は探したら何通りもあるのかも知れません。
留萌は冬は寒くて吹雪や大雪で来るのが大変だけれど、こんな季節こそ魚は美味しくなります。
コロナも心配…そんなお客様の事を思うとただ寂しく待っていてもダメだと思いました。
先先代から試行錯誤し続けて時代と共に冷凍技術が進化し、このタイミングで国の応援もあり取り入れる事が出来たアルコール凍結機と3Dフリーザー、ブラストチラー。
驚く仕上がりに板前も大喜びです。
先日はこの時期大人気のまだちを急速冷凍してみたところ生そのものでした。
海鮮丼も握りもお米の調整から色々とやってみて、おいしさのコツもわかりました。
そしてこのたびのおせち料理です。
留萌と言えば数の子、その数の子をサンドした留萌数の子と焼きニシンの親子バッテラなど様々な留萌らしい海鮮が詰まったおせちが出来上がりました。
ギリギリの時期になってから出来上がったこの商品ですが、こんなにお客様に喜んでもらえるとは驚きました。
なんと関東の企業様から大量のご注文をいただきました。
この時代のSNSで、昔よりも何でも簡単に無料で発信できるようになりました。
こんなにおいしいものがあるんだから、たくさんの人に見て欲しい!食べて欲しい!
その気持ちだけでこんなにも変化ができるんだなと自分たちでも驚いております。
また、3D冷凍機の存在を知っている。市外のお客様から年越し寿司を冷凍して送ってくださいとのご要望をいただきました。
コロナはたくさんの悲しみを生みましたが、便利な時代に生まれ育った私たちに生きる知恵や考えることを与えてくれました。
まだ始まったばかりの冷凍事業ですが、今後は喜んでくれるお客様の笑顔を想像して美味しくて、体に良いもの、そして地球に優しいものをどんどん発信して行けたら幸せだと思います。
投稿者プロフィール

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(有)森商店 寿司居酒屋 蛇の目 代表取締役
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